取付け簡単！リブ天井・リブ壁のせっこうボード成形ユニット
こんにちは、チヨダ加工センターです。
今回ご紹介するのは「某マンションのエントランスフロアーのリブ天井・リブ壁」です。
当社のせっこうボード成型加工品VLP（V LINE PANEL）の技術でせっこうボードの成形ユニットを作成しました。
ユニット化することで、施工のし易さ、施工時間の短縮、美しい仕上りを実現できました。
では、詳細をご覧ください。
お客様に寄り添った提案
お客様からは、「マンションエントランスフロアの壁と天井をリブにしたい。せっこうボードで成型は可能か？」という問い合わせがありました。
さらに、
「できるだけコスト（人工・材料費など）を抑えたい！納期があまりないが可能か？」
「ボードと綺麗にジョイントできるか？、天井・壁のつなぎ目の役物も作れるか？」
などのご相談がありました。
当社では、せっこうボード成型加工品VLPによるリブ天井・リブ壁の実績もあり、納期やコストの問題もクリアできると判断し提案図を作成。
打ち合せで製作可能であること提案し、お客様にご承認いただきました。
せっこうボード成型加工品VLPは、リブ天井・リブ壁はもとより、間接照明、カーテンボックスなど、戸建てから大規模ショッピングモールまで実績があり、規格品ではなく、その都度、企画設計しご提案しています。
また、サンプルも作成していますので、施工時のイメージもし易く、より具体的な打ち合わせが可能です。
詳しくは、「せっこうボード成形加工品 V LINE PANEL」ページをご覧ください。
リブ天井・リブ壁ならではの難しさ
リブ天井・リブ壁はご存じの通り、直線・直角が等間隔で連結されていくため、角度のブレが目立ちやすく精度が求められます。
平行や直角は異角度と違い、90°かどうか、人の目は感覚的に判断しやすいのです。
せっこうボードによるリブ天井・リブ壁は、せっこうボードにV溝加工を施し折り曲げて成形するため、直線・直角を成形するにはシビアな精度で加工する必要があります。
美しい仕上りのためにも、複数のユニットの加工精度を高い水準で実現することが必須条件となります。
天井と壁の連結部の役物について
天井と壁の連結部は、お客様のご要望によりユニット化しました。
ユニット化することで作業効率が大幅にアップし、ユニットの精度により壁から天井にかけて90°を保ち、仕上りも満足していただけるものとなりました。
役物の製作にあたって気を付けたのは、この90°をいかに正確に加工するかという点です。
90°にするためには、斜めに45°の溝加工を施さなければなりません。
斜めカットは、慣れている私たちでも細心の注意を払いながらの作業でした。
また、工夫した点は、天井部と壁部を接着する際に、強度をだすため、中にボードを使いジョイント材を仕込みました。
特に拘ったのは、斜めカットしたものを一体化させたあとの仕上がり（コーナーの角度、強度）、現場で取り付けやすいサイズ感でした。
現場での施工のしやすさ、仕上りの美しさを常に想像力を持って製作しています
せっこうボード成型加工品VLP（V LINE PANEL）製作にあたって
VLPには必ずジョイント部分が発生します。特にリブやブラインドボックスなど、直角溝が複数あるような形は一目で精度が判断されやすいため、加工時には、かなりシビアな精度を要求されます。
チヨダ加工センターでは、これまでの経験と知見をもとに、ある意味加工しにくいせっこうボードをコントロールしながら、現場でのおさまり、内装施工作業者の負担軽減、工期の短縮、内装工事のコストダウンに向け日々加工技術の向上を目指し修練しています。
チヨダ加工センターの強み
内装工事におけるデザイン等の多様化、時間とコストの削減が求められています。
チヨダ加工センターは、せっこうボード成型加工品VLP（V LINE PANEL）をはじめとしたカット加工、NC加工などせっこうボードの加工しています。
現在、九州、大阪、中部、千葉と生産拠点があり対応できる現場の範囲も拡大しており、量産能力も高いレベルで実現しています。
新しい設備も増設したことで加工精度も向上し、ご提案できる形の種類も増えています。
お客様のご依頼に寄り添ったご提案と納期のご提示もできるようになってきました。
最近では、R加工（正確には細かい多角形）にも力を入れており曲面加工が可能になりました。
R天井・R壁・R間接照など、ボードの曲面加工の依頼が増えています！
今後、このブログでもご紹介できればと思っています。
最後に
今回、ご紹介いたしましたリブ天井・リブ壁に興味を持たれた方は、ぜひチヨダ加工センターまでご相談ください。
「こんなことできるかな？」と思ったら是非ご連絡ください。
今後も、せっこうボードの新しい可能性を探求し続けるチヨダ加工センターをよろしくお願いいたします。
ご覧いただきありがとうございました。
